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根面被覆処置歯茎が下がってお悩みの方に

根面被覆処置
歯肉退縮(歯茎が下がる現象)は、年齢とともに増加しており、18歳から64歳までの約50%、64歳以上の約88%程度に発生しています。歯のお手入れ状況には左右されず、よくお手入れされている方でも発生する可能性が十分にあります。歯肉退縮は、審美性(見た目)が悪くなる、重度の知覚過敏、歯根面のむし歯、歯周病の悪化などを引き起こし、場合によっては日常生活に支障をきたすことがあります。

歯肉退縮の原因

  • ・不適切な歯磨き方法、回数、硬めや面積の広い歯ブラシの使用
  • ・矯正治療後の歯の移動
  • ・解剖学的要因(歯並びによる歯の位置異常、粘膜の厚さ)
  • ・重度の歯周病や不適切な被せ物による刺激
  • ・喫煙や飲酒習慣
  • ・かみ合わせの不調による歯の過度の負担
歯肉退縮の原因

歯肉退縮の治療法

歯周組織再生療法のひとつである、根面被覆処置を行います。

メリット
・自分の組織を使用するので拒絶反応がない
・一度定着すれば4〜5年かけて成熟し続ける
・将来的な歯周病、むし歯発生の予防につながる
・プラークコントロールがしやすくなる
デメリット
・すべての歯肉退縮に対応できるわけではない
・手術が2箇所必要
・移植片採取部位に術後痛みがでる可能性がある
・移植片が定着しない場合もある
・治療がすべて保険外のため高額になる場合がある
歯肉退縮の治療法 歯肉退縮の治療法