- 2020.05.11
- お知らせ
当院の感染対策について(5/10現在)
2020年3月11日に、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大が懸念されることから世界保健機関(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(パンデミック)」を宣言しました。国内においても、都市部を中心に新規感染者数は増加し続け、4月16日に発令された全国緊急事態宣言以降、国民の生活は制限された状況が続いています(2020年5月10日時点)。日本政府は2020年5月4日に緊急事態宣言の延長を提言し、西村経済産業大臣が2020年5月4日に「一人一人が感染防止対策と社会経済活動の両立を図るために新しい生活様式の実践例を提案してもらいたい」と日本国民に要請しました。世界各国の歯科医院の対応としては、従来の感染予防対策では不十分であり、新しい感染予防のガイドラインが必要と提言しています。当院の対応と致しましても、従来通りの感染対策では従業員の安全や患者様の安全を確保が困難と考えております。2020年5月11日現在、感染対策用の物資が安定供給されていない状況が続き、入荷が未定の状況です。
医療物資が安定供給され、適切な感染予防のガイドラインが策定されれば、安心安全な歯科医療が提供できると確信しています。現在の物資で安全な対応をするべく、予約の制限や一部の治療の制限を行なっておりますが、ご了承ください。安心して通院していただくため、現段階での感染予防対策をお伝えしたいと思います。
①受付にて体温の確認、手指のアルコール消毒、新型コロナウィルスに関する問診表記載にご協力ください。
現在、受付には飛沫感染防止用のビニールシートを設置しており、マスクを着用しての対応となります。また待合のソファーには社会的距離(ソーシャルディスタンス)確保のため、赤い印の位置に着席していただくようお願い致します。
②診療中は相互感染予防のため、スタッフ全員、アイガード、マスク、ガウン、キャップ着用にて対応させて頂きます。また口腔外バキュームを使用して、エアロゾル対策も行なっています。
診療中の付き添いは現在お断りしております。付き添いが必要な場合、必ずマスク、グローブを着用していただき院内設備に触れないように徹底して頂きます。
③診療終了後は使用器具の消毒滅菌の徹底、歯科用ユニットの清掃を徹底的に行います。
使用した器具や水が飛んだ場所は、マスク、アイガード、ガウン着用し、必要あればグローブを2重に着用して感染防御しながら清掃していきます。患者様が触れた箇所や床なども念入りに消毒していきます。
④すべての箇所を清掃終了したあとに、個別に滅菌された器具を準備し、次の患者様をご案内致します。
この作業を当院に来院された患者様全員に行なっています。また診療所は診療中は常に換気しており、エアロゾルが対流しないように工夫しております。安心してご来院ください。