妊産婦歯科検診なら南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院

  • 日曜・祝日 休診
  • (初診受付:9:00-16:30)
  • *2025年7月31日までは
    13時〜14時は診療を行っておりません
診療時間
9:00-17:30

MATANITY DENTISTRY

マタニティ歯科

ABOUT MATANITY DENTISTRY

妊婦さんの歯科検診・
予防ケアもお任せください
南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院では、妊娠中の口腔ケアの仕方からむし歯・歯周病の治療など
妊婦さんのお身体に最大限配慮した上で診療を行っています。

マイナス1歳から始める
予防歯科

2歳児のむし歯発生率
お母さんのお口に
むし歯があるかないかで
お子さんのお口にも影響が

お腹の中で育つ赤ちゃんの健康は、母体の口腔状態にも影響を受けます。妊婦さんの歯周病が早産や低体重児出産のリスクを高めることが報告されているほか、「2歳児のむし歯発生率」の調査では、お母さんにむし歯がある場合、そうでない場合と比べてお子さんのむし歯の発生率が3倍も高くなることが分かっています。
南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院では、お母さんと生まれてくる赤ちゃんのお口の健康を守るため、妊娠中の歯科治療や予防ケアをサポートしています。

妊娠中の
お口のトラブルに要注意

*
妊娠中だからこそ
口腔ケアに気をつける
妊娠中は女性ホルモンの急激な増加により、食生活が乱れたり、つわりによって胃酸が逆流しやすくなるなど、口腔環境が乱れがちです。
また、歯ブラシを口に入れるだけで吐き気を感じることもあり、通常の口腔ケアが難しくなる場合があります。その結果、むし歯や歯周病のリスクが高まり、早産や低出生体重児の可能性が指摘されています。
生まれてくる赤ちゃんの健康を守るためにも、うがいをこまめに行ったり、殺菌作用のあるマウスウォッシュの活用など、無理のない範囲でセルフケアを続けることが大切です。
  • 妊娠性エプーリス
    急激なホルモンバランスの変化により、歯茎がコブのように腫れることがあります。この腫れは良性であることが多く、出産後に自然に小さくなります。妊娠性エプーリスができた場合は、腫れた部分を刺激しないようにしながら、丁寧に歯みがきをするようにしましょう。出産後にもまだ腫れが残っている場合は一度ご相談ください。
  • 妊娠性歯肉炎
    妊娠中は女性ホルモンが増えることで、歯周炎(歯肉炎)になりやすくなります。
    歯肉炎は痛みを伴わないことが多く、自覚しにくいため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。歯茎が赤く腫れていたり、ブラッシング時に出血が見られる場合は、早めに歯科医院へご相談ください。
  • むし歯・歯周病
    つわりによる嘔吐感で歯磨きが難しくなったりすると、不十分な口腔ケアの影響でむし歯や歯周病のリスクが高まります。
    特に、女性ホルモンを栄養源とする細菌が引き起こす歯周病には十分な注意が必要です。
    できる限りこまめにうがいをしたり、無理のない範囲で口腔ケアを継続しましょう。

SELF CARE

妊娠中にできる予防習慣

就寝中に増えた菌をお掃除
起床後の歯みがき
唾液には口内を殺菌する効果がありますが、睡眠中は唾液の分泌が減少し、細菌が繁殖しやすくなります。そのため、朝起きたらすぐに歯磨きを行うことで、口内の細菌を減らしましょう。
つわりで歯磨きがつらい場合は、ヘッドが小さめの歯ブラシを使用すると舌にブラシが当たりにくくなり、嘔吐感を和らげることができます。
うがいで汚れと菌を洗い流す
こまめなうがい
つわりで歯磨きが難しいときは無理をせず、できる範囲でお口のケアをしましょう。食後や寝る前にこまめにうがいをすると、口内の汚れを洗い流せます。殺菌作用のあるマウスウォッシュも効果的です。低刺激のノンアルコールマウスウォッシュがおすすめです。
つわりが安定したら歯みがきを再開しましょう。

妊娠中の治療時期

*
妊娠中の治療は安定期
妊娠中の歯科検診や治療は、お母さんと赤ちゃんの健康を守るために欠かせません。ただし、妊娠初期は体調が不安定で、さまざまな影響を受けやすい時期です。また、妊娠後期にはお腹が大きくなり、診療チェアに横たわるだけでも妊娠中のお身体に負担をかけてしまいます。
そのため、歯科治療は「安定期(妊娠中期)」に入ってからがおすすめです。安定期なら、むし歯や歯周病の治療だけでなく、レントゲン撮影などの精密検査も行うことができます。
たとえお口のトラブルがなくても、安定期に一度は歯科医院にかかり、お口に問題が無いか見てもらうようにしましょう。
  • 妊娠初期
    〜4ヶ月(15週)
    妊娠初期は、母体や胎児にとって特にデリケートな時期で、切迫流産のリスクも考慮する必要があります。そのため、この期間の歯科診療では、負担を最小限に抑え、診査・治療計画の立案や歯磨き指導を中心に行います。
    緊急性が高い場合は応急処置のみ行い、本格的な治療は安定期に入ってから進めていきます。
  • 妊娠中期
    5〜7ヶ月(16〜27週)
    妊娠中期(安定期)は、胎児の発育が安定しているため、歯科治療を行うのに適した時期になります。この期間中は、むし歯や歯周病の治療はもちろん、安全な範囲での投薬やレントゲン検査も実施可能です。妊娠初期に見送った治療の再開の他、予防のためにも定期検診・クリーニングを受けにぜひご来院ください。
  • 妊娠後期
    8ヶ月(28週)〜
    妊娠後期ともなるとお腹が大きくなるため、仰向けの姿勢での治療が母体に負担をかけやすく、静脈が圧迫されることで低血圧や気分の不調、吐き気などの症状が現れることがあります。
    そのため、治療が必要な場合は応急処置を行いますが、本格的な治療は出産後に行います。

受診時のお願い

*
母子手帳のご提示を
お願いいたします
来院時、妊娠中または妊娠の可能性がある患者さんは受付スタッフにその旨をお知らせください。母子手帳をお持ちの方はご提示をお願いいたします。母子手帳には治療内容や経過・予防管理を記入する「妊娠中と産後の歯の状態」というページがあり、産後の口腔ケアに役立ちます。また、産婦人科の担当医から伝達事項がある場合は必ずお伝えください。
南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院では、患者さんが安心して治療を受けられるようサポート体制を整えています。もし治療中に体調や気分が優れなくなったら、すぐにスタッフへお声がけください。

よくあるご質問

Q
UESTION

妊娠中にレントゲン撮影しても問題ありませんか?

A
NSWER

歯科治療で行うレントゲン撮影は、短時間で撮影できる低被曝の歯科用デジタルレントゲンを使用するため、患者さんやお腹にいる赤ちゃんへの影響はありません。安心して検査を受けることが出来ます。

3DデジタルCTについて

Q
UESTION

麻酔が赤ちゃんや身体に影響しないか不安です。

A
NSWER

麻酔が必要な歯科治療では、通常、少量の局部麻酔を使用します。患部の範囲内で分解されるため、母子に対して健康を阻害するような影響がでることはありません。治療の痛みを我慢する方が心身にストレスを与える可能性もあるため、痛みを伴う治療について不安に思う方は一度ご相談ください。

Q
UESTION

授乳期間中に歯科治療を受けても大丈夫でしょうか?

A
NSWER

授乳中でも、基本的な歯科治療(むし歯や歯周病の治療、レントゲン撮影、麻酔処置など)は通常通り受診できます。どうしても不安な方は、受診前に授乳を済ませるか、事前にミルクをご用意ください。

Q
UESTION

処方された薬を服用するのは控えた方がいいですか?

A
NSWER

妊婦さんへのお薬の処方は、身体への影響を考慮し基本的には行っておりません。ただし、どうしても処方が必要な場合は、安全性が認められたお薬を厳選して処方しております。
また、歯科に限らず妊娠前に処方されたお薬や市販薬は服用を中断するか、担当の産婦人科医に一度ご相談ください。