ABOUT ORAL FUNCTION IMPROVEMENT
- 噛む・話す・飲み込むの
基本的な機能を鍛え
発育・老化防止・健康に繋げる - 南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院は、咀嚼機能、発音・発語、嚥下機能を円滑に行うため
口周り(唇・舌・頬・顎など)を発達させることで口腔機能の維持と向上を目指していきます。
口腔機能低下による
健康への影響について

- 口腔機能の低下は全身の機能低下に
- 口腔機能が正常に働くためには、適量の唾液の分泌と、口周りの筋肉がスムーズに動くことが大切です。しかし、加齢や病気の影響でこれらの機能が低下すると、「オーラルフレイル」が進行し、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
また、若い世代においても、現代の食生活では柔らかい食べ物を摂る機会が多く、昔に比べて噛む回数が減っていると言われており、「噛む力」が衰えやすい傾向にあります。体の筋肉と同様に、口周りの筋肉も使わなければ衰えてしまうため、意識的に鍛えたり、しっかり噛む習慣を身につけることが重要です。 - オーラルフレイルについて

- お子さんが口腔機能発達不全に
陥ることも - お子さんの口腔機能が十分に発達していない「口腔機能発達不全症」の場合、顎の成長が妨げられ、歯並びが乱れたり、顔の骨格に影響を及ぼしたりすることがあります。さらに、鼻腔や気道が狭くなることで呼吸がしづらくなり、口呼吸の原因にもなります。これらの問題は、お口の健康だけでなく全身の健康にも深刻な影響を与える可能性があるため、できるだけ早い段階から治療やトレーニングを行うことが重要です。
お子さんの日常のクセ、呼吸方法など、不安に思うことがあれば、お気軽に南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院へお越しください。 - 口腔機能発達不全症について
高齢者の口腔機能の衰え
(オーラルフレイル)

- 口腔機能の衰えは老化に繋がる
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オーラルフレイルとは「口が渇く」「食べこぼしたり、むせる」「滑舌が悪くなった」「噛みにくくなった」など、それまで正常に働いていたはずの口腔機能が衰え始めた状態のことを指します。
むし歯・歯周病が原因で歯の本数が減ってしまった患者さんが、食事の不便さから軟らかい食べ物を選ぶようになったことで顎の力が弱くなり、食生活の乱れから栄養状態も偏ってしまったケースもあり、口腔機能のささいな変化でも、連鎖的に関わり合うことでお口のことのみならず全身の健康状態に大きく影響してしまいます。
オーラルフレイルは身体が発している重要なサインです。そのため、ご自身のお口の変化について気になることがあれば「年齢だから」で片付けずに、南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院までご相談ください。調査開始時の年齢、性別、BMI、慢性疾患、抑うつ傾向、認知機能、住居形態、年収や喫煙習慣などの影響を考慮した値。要介護認定、総死亡リスクでは調査開始時のフレイルも考慮した値。
※Tanaka T,Hirano H,Watanabe Y,Iijima K.et al.Oral Frailty as a Rick Factor for Rhysical Frailty and Mortality in Community-Dwelling Elderly.*J Gerontol A Biol Sci Med Sci*.2017

お気づきの症状はありませんか?
口腔機能の低下をチェック
- 食べ物が口に残るようになった
- 口の中がよく乾いてしまう
- 硬い食べ物が食べにくくなった
- 食べこぼしをする回数が増えた
- 食事の時間が長い
- 滑舌が前より悪くなった
- 食事の時によくむせる・薬が飲み込みづらい
- 歯みがきしているはずなのに口の中が汚れている
1つでも当てはまる方は
歯科医院へご相談ください
オーラルフレイルと
全身の健康の繋がり
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- 栄養不足・偏り
による
免疫力低下 - 口腔機能の衰えにより、十分に噛める食べ物が偏ることで栄養バランスが崩れ、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の発症や症状が悪化するリスクも考えられています。さらに、食事のしにくさから食べる量が減ってしまったというケースもあり、筋肉量や体重の維持が困難になる可能性もあります。
- 栄養不足・偏り
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- 寝たきり・認知症の
リスク増加 - 咀嚼機能が低下すると、噛む回数が減ることで脳への刺激が少なくなったり、必要な栄養素が脳へ行き届かなくなることで認知機能の衰えを引き起こします。また、食事が億劫になることで外出や外食の機会が減り、他人や社会とのつながりが薄れてしまうこともあります。身体的・精神的な活動の低下から、寝たきり・認知症につながるリスクが高まります。
- 寝たきり・認知症の
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- 嚥下障害の
誤飲リスク増加 - 口の中のものをうまく飲み込めなくなると、食べ物が喉でつかえやすくなり、飲み込むのに時間がかかるようになります。さらに、食べ物が本来通るべき食道ではなく、誤って気管に入り込んでしまうことがあります。その際、口腔内の細菌が気管支や肺へ侵入すると、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高まります。
- 嚥下障害の
専用の機材を用いて
適切な検査・診断を行います
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- 口腔清潔検査
- 舌苔(舌の上に溜まる白っぽい汚れ)の付着度や舌に潜む微生物数の確認
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- 口腔乾燥検査
- 専用の検査機器を使用し、お口の中の水分量(唾液量)が足りているかを確認
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- 舌の力の検査
- 舌を動かす運動機能や、舌を上顎につける力があるかを確認
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- 噛む機能の検査
- 咀嚼機能がきちんと働いているか、噛む回数が減っていないかを確認
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- 噛む力の検査
- 歯の数や噛み締めた時の圧力から噛む力が十分に足りているかを確認
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- 滑舌の検査
- はっきり何度も発音できているかチェックし、口唇・舌を動かす運動機能をはかります
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- 飲み込み検査
- 日常生活の中で、嚥下機能に違和感や変化を感じていないかを確認
口腔機能発達不全症

- 現代のお子さんに多い
口腔機能発達不全症とは? - 小児期において、柔らかい食べ物ばかり食べる/スマホやタブレットの長時間使用で姿勢が悪い/指しゃぶり・頬杖が習慣化する/などの悪い癖がついてしまうと、「食べる」「飲み込む」「話す」「鼻呼吸」などに必要な顔まわりの筋肉・骨格の正しい発育・成長を阻害し、口腔機能の発達を妨げます。身体的な障がいがないにも関わらず、口を使う機能(咀嚼や発話など)が十分に育っていないことを「口腔機能発達不全症」といい、近年お子さんの間で増加傾向にあります。発育段階で口腔機能が正常に発達しないと、将来の健康な身体づくりに深く関わるため、厚生労働省でも対応が提唱されています。
南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院では、厚生労働省の発表に基づき、小児期の口腔機能の発達をサポートする取り組みを行っています。
口腔機能の発達不全が
招くトラブル
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- 歯並びや噛み合わせの悪化
- 歯は、口唇や舌、頬など多くの筋肉に囲まれており、それぞれが歯に圧力をかけています。
しかし、常に口が開いた状態で舌が上下の歯の間からはみ出していると、この圧力のバランスが崩れてしまいます。その結果、出っ歯や開咬、空隙歯列といった不正咬合を引き起こしやすくなり、将来の歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす可能性があります。
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- 姿勢の歪み、発音障害
- 口腔機能発達不全症のお子さんの中には、口唇をしっかり閉じることが難しいケースもあります。この状態が続くと、姿勢の崩れにつながるだけでなく、将来的に顔の形に影響を及ぼす可能性があります。
さらに、舌や唇の動きが正確にコントロールできないことで、特定の音を発しにくくなり、コミュニケーションや学習に支障をきたすこともあります。

お子さんの様子がおかしいと思ったら
お子さんの
お口の症状をチェック
- ポカンと口を開くクセが抜けない
- 食べるスピードが早い、もしくは遅すぎる
- 寝ている時いびきをかいている
- 咀嚼を阻害するむし歯がある
- 口呼吸をしている
- 指しゃぶりや唇を噛む等のクセがある
- 滑舌がよくない
- 舌小帯(下の裏にあるヒダ)に異変を覚えている
- 歯並びや噛み合わせが悪い
- 歯が生えてくるのが遅い気がする
1つでも当てはまる方は
歯科医院へご相談ください
口腔筋機能療法(MFT)

- クセを治すことで
歯並び・噛み合わせづくりにも - 口呼吸や舌突出癖(舌を前に出す癖)、頬杖といった習慣は、将来的に歯並びや顎の成長へ影響を及ぼす可能性があります。
南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院では、こうした悪い習癖の改善を目的として、口腔筋機能療法(MFT)を行っています。舌や唇、頬などお口まわりの筋肉を鍛えるトレーニングを行い、筋肉のバランスを整え、正しい使い方を習得できるようサポートします。また、マウスピース型の装置を使用してアクティビティを行うことでクセを直す小児矯正歯科治療にも対応。口腔機能トレーニングのための専用スペースも完備しており、口呼吸などの癖を改善してお子さんの健やかな成長を支えていきます。 - 小児矯正歯科について
その他にも、食育やガムトレーニング、
あいうべ体操などのトレーニングで
口腔機能改善のサポートを
行ってまいります