オーダーメイドの予防歯科なら南丹園部の歯医者

  • 日曜・祝日 休診
  • (初診受付:9:00-16:30)
  • *2025年7月31日までは
    13時〜14時は診療を行っておりません
診療時間
9:00-17:30

PREVENTIVE DENTISTRY

予防歯科

ABOUT PREVENTIVE DENTISTRY

むし歯や歯周病に
ならないための「予防」を
重視した治療プログラム
南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院では、
むし歯や歯周病に「ならない」ための予防を重視しています。
生涯ご自身の歯で食事や会話を楽しめるよう、今からできる予防歯科をはじめましょう。

当院の予防ケアについて

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「むし歯と歯周病は
「予防できる唯一の病気」です
むし歯や歯周病には、科学的に確立された明確な予防法があります。これらの疾患は生活習慣や口腔ケアの質によって発症リスクが大きく左右されるため、「予防が可能な唯一の病気」とも言われています。
むし歯治療では、感染した歯質を削り、人工材料で補う処置を行いますが、どれほど精密に行っても天然の歯を完全に再現することはできません。時間の経過とともに補綴物(詰め物や被せ物)と歯の間に微細な隙間が生じ、そこから再び細菌が侵入することでむし歯が再発することもあります。
実際に、一度削った歯は数十年の経過のなかで再治療を繰り返し、最終的に30年後には抜歯に至る可能性も報告されています。
また、歯周病は自覚症状の乏しいまま進行し、歯を支える骨を破壊していく慢性疾患です。進行すればするほど、治療後も再発しやすくなるため、早期の発見と継続的な予防ケアが不可欠です。
一度むし歯や歯周病になると、歯の抵抗力は低下し、細菌が繁殖しやすい環境が形成されてしまいます。結果として、再発と治療を繰り返す「負のサイクル」に陥るリスクが高まります。

だからこそ重要なのは、「治す」よりも「かからない」こと。

日々の丁寧なセルフケア(ブラッシングやフロスなど)に加え、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアとメインテナンスを受けることで、口腔内を常に清潔で健康な状態に保つことができ、天然歯を長期にわたって守ることが可能です。」
歯科医院の
かかり方と残存歯数
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担当衛生士制、MTMが叶える
オーダーメイドの
治療・予防プログラム
南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院では、各患者さんに専任の歯科医師・歯科衛生士がついて、予防や治療を行います。いつも同じスタッフだからこそ、些細な変化にも気がつきやすく、患者さんとのコミュケーションを通してライフスタイルに合わせた予防ケアをご提案することができます。
また、当院ではMTM(メディカルトリートメントモデル)と呼ばれる世界基準の予防プログラムを取り入れており、検査結果などの科学的根拠をもとに、一人ひとりのお口に合わせた適切な治療計画を立てています。
お口の特徴は一人ひとり違うからこそ、ご要望やお悩みをしっかり伺った上で、その方に合わせて治療方針を組み立てることが大切だと考えています。

ダブルケアで予防効果を高める

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セルフケア×
プロフェッショナルケアで
いつも清潔なお口に
ご自身ではしっかり歯磨きをしているつもりでも、歯並びやブラッシングの癖により磨き残しは必ずできてしまいます。磨き残した汚れは歯垢や歯石となってお口に溜まり、歯科医院でのクリーニングでしか落とせなくなります。だからこそ、定期的にメインテナンスを受け、清潔なお口を保つことが大切なのです。
南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院では、予防の専門的な知識・技術をもつ歯科衛生士が、患者さんのお口の特性に合わせた予防ケアプログラムをご提案し、むし歯や歯周病にかかりにくいお口づくりをサポートします。症状がなくても検診を受けることと、ダブルケアを心がけ、何歳になってもご自身の歯で色を楽しめる、健康なお口を目指しましょう。

SELF-CARE

ご自宅でできる「セルフケア」

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歯磨き
毎日行う歯磨きは最も基本的な予防ケアの一つですが、自分では「完璧に磨けている」と思っていても、歯科衛生士がチェックすると意外にも磨き残しができている場合があります。
歯ブラシが奥歯の見えにくいところや、歯と歯ぐきの隙間までしっかり届いているかなどのご自身の磨き方の癖や、歯ブラシや歯磨き剤などのケアグッズの見直しをすることで、普段のセルフケアの質を高め、むし歯や歯周病が起きにくいお口をつくることができます。

POINT

今お使いの歯ブラシ、
使い始めて
どれくらい経っていますか?
同じ歯ブラシを長い間使って毛先が開いてくると、細かい部分の汚れを取り残すようになってしまいます。歯ブラシは1ヶ月に1本を目安に取り替えることで、常にしっかり磨ける状態を保ちましょう。
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フッ素入りの
歯磨き剤
フッ素には、口内細菌の働きを抑制し、歯の再石灰化を促し歯質を強くする効果があります。フッ素配合の歯磨き剤を使うことで、ブラッシングの予防効果を高めることができます。
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歯間ブラシ・フロス
歯と歯の間や、歯と歯ぐきの隙間には歯ブラシの毛先が届きにくく汚れが溜まりやすいです。歯間ブラシやフロスを併用することで、そういった細かな磨き残しを防ぐことができます。
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マウスウォッシュ・リンス
寝ている間は唾液の分泌が減り、細菌が増殖しやすい口内環境になります。就寝前にマウスウォッシュやデンタルリンスでお口の中を殺菌・洗浄すると良いでしょう。

PROFESSIONAL-CARE

歯科医院での
「プロフェッショナルケア」

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口腔検査
問診、口腔内の写真やレントゲンの撮影、唾液検査、お口の中の診査を行い患者さんの現在の状態を把握します。現状をしっかり把握することで、疾患の原因や適切な治療法・予防法が分かってきます。南丹市園部町の歯医者 髙屋歯科医院では、科学的根拠をもとに患者さん一人ひとりに合わせた予防ケアを行っています。
検査機器について
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フッ化物塗布
フッ素には歯の再石灰化を促す働きがあり、フッ化物を歯に直接塗布することで歯質を強化し、虫歯にかかりにくくすることができます。
フッ化物塗布について
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ブラッシング指導
歯並びやお口の中の特性は、患者さんによって異なります。予防のプロである歯科衛生士が、一人ひとりのお口に合わせた歯磨き方法をお教えします。
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スケーリング
歯に残った汚れに細菌が増殖してできる歯垢が溜まると、石灰化し硬い歯石になります。歯石は歯磨きでは落とせないため、スケーラーという専用の器具で削り取る必要があります。
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専門家による
バイオフィルム除去
専用の薬剤と器具を使用して行う、本格的なお口のクリーニングです。歯周病を引き起こす歯石はもちろん、軽い着色も落とせるので、歯の色がワントーンアップします。

その他、シーラント填塞など

フッ化物塗布について

厚生労働省 令和6年 歯科疾患実態調査
科学が証明するむし歯予防の柱
フッ化物は、むし歯予防において最も効果的で科学的に裏付けられた手段の一つです。歯の再石灰化を促進し、むし歯菌が出す酸に対して歯を強くする作用があることが、世界中の研究で証明されています。世界保健機関(WHO)も、むし歯予防におけるフッ化物の活用を「必須」と位置づけており、日本の歯科医師会や厚生労働省も、フッ化物の応用(歯科での塗布や家庭での使用)を強く推奨しています。
フッ化物塗布によるむし歯予防は年齢を問わず有効で、子どものむし歯予防だけでなく、高齢者の「根面う蝕(歯の根元のむし歯)」の予防にも非常に効果的です。加齢や歯周病により歯ぐきが下がると、象牙質が露出し、むし歯になりやすくなります。
実際に、厚生労働省「令和6年 歯科疾患実態調査」によると、65歳以上の約90%がむし歯を有していると報告されています。こうした背景からも、フッ化物を取り入れた継続的な予防ケアは、すべての世代にとって欠かせないものです。

フッ化物の効果的な利用法

歯科医院で
PRO-CARE
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フッ化物塗布

高濃度のフッ化物を塗布するため即効性がある

ご自宅で
SELF-CARE
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フッ化物配合歯みがき剤の毎日の使用
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フッ化物洗口の習慣

学校や高齢者施設でも効果的

POINT

フッ化物の安全性について

フッ素は魚介類や水、お茶などに含まれている

一部で「フッ化物は毒である」といった誤解を招く情報がありますが、これは極端な過剰摂取を前提とした話であり、適正な使用においてフッ化物が健康に害を及ぼすことはありません。
例えば、日本の市販歯みがき粉に含まれるフッ化物(約1,000ppm)では、体重15kgの子どもが急性中毒の懸念が出る摂取量に達するには、歯磨き粉を約300g(チューブ3本分以上)一度に飲み込む必要があるとされています。これは通常の使用では到底起こりえない量であり、安全性は十分に確立されています。
さらにフッ化物は、水・お茶・魚介類など自然界にも広く存在しており、私たちは日常的に微量を摂取しています。歯科医院で行う塗布は、効果的かつ安全な濃度で行われており、安心して利用いただけます。

むし歯は、一度発症すると再発しやすく、治療を繰り返すうちに歯の寿命が縮まるリスクがあります。
だからこそ、「予防」が最も大切です。

お子まからご高齢の方まで、生涯を通じた口腔健康のために、
フッ化物を上手に取り入れていきましょう。